委員長

 

児玉 亮

 

基本方針

 近年、子どもの将来は情報社会や人工知能の発達により、今まで当たり前のように存在していた職業が無くなり新たな職業が次々と生まれたことでより一層、予測困難な時代へと変わっています。そのような時代の中、子どもには自らの可能性を広げて、やりたいことを自由に選択できる未来も秘められています。しかし、大人が過去の経験や常識によって凝り固まった考えを伝えてしまい、それを狭めてしまうことがあります。この先、自らの可能性を広げて人生を切り拓いていくためには、1つの正解や従来の方法にとらわれずに様々な角度から物事を捉えることができるようになるチカラ、いわゆる「思考の柔軟性」を育むことが重要です。

子どもの「思考の柔軟性」を育んでいき、それを最大限に伸ばしていくために、まず大人が柔軟な思考の重要性を理解しなければなりません。5月例会では子どもの将来の可能性をさらに広げていくために、まず大人が予測困難な社会の将来を見据え、既存の考え方や方法にとらわれないことの重要性を理解できる運動を展開してまいります。

10月例会事業では「思考の柔軟性」を育むため、親子を対象に物事の捉え方によって様々な答えが導き出せる体験を提供し、自由に想像を膨らませる機会にします。さらには、想定外のことに対応するチカラを身につけ目の前の課題に対して試行錯誤することにより、情報や知識だけでは得られなかった思考の広がりを育む運動を展開してまいります。青少年育成委員会の運動により、大人が柔軟な思考を理解することで子どもにとって自由に物事を考えられる環境を構築できると考えております。そして、子どもは情報や知識に左右されずに新たな考えや発想を生み出し、何事にも好奇心を抱き考えるチカラを育む一助になると確信します。

結びになりますが、2023年度スローガン 想いをチカラに ~雫から生まれる好循環~ を心に刻み、田中恒成副理事長のもと、森本誠司副委員長をはじめとする青少年育成委員会のメンバーと共に一丸となり、精一杯努めさせていただきます。皆様のご協力並びに、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 

副委員長

森本誠司

総括幹事

井上 樹

委員

岩崎瑞樹

金城賢司

二上雄介

兵頭英明